山中温泉「和叙園」Vol.3
この物件も大規模なので、未公開写真がまだまだあります。前回のホテルと交互に公開していきます。
温泉旅館の廃墟ならばクライマックスともいえる場所が大浴場!
このホテルは新館部分に大浴場がありました。本館の端にあった小さな浴場が当初の宿泊客向けの温泉浴場だったと思われますが、拡張、増築に伴って新設されたようです。
このホテルはかなりの規模なので、期待が持てますね!それでは…
このホテルの随所で見かける家紋を見ながらイザ、大浴場へ。
このホテルは斜面に建っているので、大浴場は正面玄関より下層階にあります。そのせいか暗くてジメジメしていました。カビ臭さが酷く、先が心配になります。
お金を入れてレバーを押し下げるとガコッという音とともにタバコ大の箱に入った商品が取り出し口に落ちてきます。そういえば滋賀県の雄琴にあった会員制レジャークラブにも同じ歯ブラシの自販機がありました。電気を使わない究極?の自販機ですが、最近はめっきり見かけなくなりました。助手が喜びそうな昭和レトロスポットでした。
残念ながら露天風呂の設備はありませんでした。昭和から平成にかけて空前の温泉ブームが到来しましたが、その時の目玉施設が露天風呂でした。やはり露天風呂がないと温泉旅館としてアピール出来なかったのでしょうか。
次回も大浴場の続きをお送りします。お楽しみに!
記事:ぶれいく58