廃屋にっぽん周遊Blog

公開21年目にして初の廃墟ブログです。

姫川観光ホテル再訪Vol.10

大浴場を探索して、概ね1階と中央から南棟の2階部分は見尽くしたと判断、北棟の3階以上を目指します。しかし階段の劣化が著しく、踏み出した瞬間に崩壊、崩落する可能性が高いです。果たして、高層階に辿り着けるか?

その前に、もう一度南棟の2階へ進んだようです。もう記憶が曖昧でわかりませんが、2階から北棟へ目指した可能性もあります。

f:id:break58:20200110082137j:plain

29号室「百合」。大浴場隣の部屋が30号室だったので、すぐ近くか?

f:id:break58:20200110082346j:plain

部屋は完全に崩壊していました。

f:id:break58:20200110083242j:plain

27号室「カヘデ」ここだけなぜカタカナ?楓のことか?

f:id:break58:20200110083434j:plain

とにかくこの廃墟は湿気が酷い。部屋にキノコが・・・右上には大きな蜘蛛!

f:id:break58:20200110083731j:plain

分かれ道も多かったです。火事とかになったら大変そう。非常口の看板だけが頼り。

f:id:break58:20200110084145j:plain

襖の模様が不気味。

f:id:break58:20200110084249j:plain

大崩壊した部屋。

f:id:break58:20200110084349j:plain

唐突に流し台。

f:id:break58:20200110084606j:plain

辛うじて原形を保った客室も、カビや湿気がすごい。

f:id:break58:20200110084717j:plain

天井が傾いています。ここが崩壊するのも時間の問題?

おそらく南棟の2階を進んでいると思われます。崩壊系の廃墟にもかかわらず、湿気が酷くカビだらけで、内部環境は最悪です。特に南棟の2階は半分以上が倒壊しているので1階まで雨水が溜まってしまいこうなったのでしょう。

f:id:break58:20200110085346j:plain

様子が変わって、控室のような部屋。

f:id:break58:20200110085434j:plain

飲料の冷蔵ケースや座りにくそうなソファーが置いてありました。

f:id:break58:20200110085949j:plain

奥に進んだら、おや?ここは・・・

最初にお堂が建っている高台から見えた宴会場のステージらしき場所に到達したようです。ここから先は建物は完全に倒壊しています。特に危険な場所なので、正直たどり着くとは思っていませんでした。

f:id:break58:20200110090519j:plain

カラオケのカセットを発見。酒樽の隣にありました。

f:id:break58:20200110090827j:plain

f:id:break58:20200110090723j:plain

幕の残骸があるので、ほぼ間違いなく宴会場だった場所ですね。

f:id:break58:20200110091206j:plain

f:id:break58:20200110091234j:plain

f:id:break58:20200110091326j:plain

宴席があった広間部分は完全に倒壊しています。

南棟の2階南端部分はおそらく宴会場だったと思われますが、完全に倒壊していて原形を留めておらず、当時の様子をうかがい知ることはできませんでしたが、比較的頑丈な構造だったステージ部分だけは残存していました。酒樽やカラオケの機械が残っており、当時の賑わいを偲べました。その後方には宴会の準備部屋みたいなスペースもあり、ホテル最大の宴会場として機能していたと思われます。
次回は北棟へ戻り、高層階を目指します。