廃屋にっぽん周遊Blog

公開21年目にして初の廃墟ブログです。

廃旅館、ホテル

山中温泉「和叙園」Vol.8(最終)

今更ですが、2021年になりました。1月は更新できませんでした。スミマセン。今回は「和叙園」の解体の様子をお届けします。まさに偶然でした。Hakutaka君がたまたま山中の道の駅に立ち寄った時に見かけたのですね。解体にとりかかったとすると、もう時間の猶…

山中温泉「和叙園」Vol.7

何とか今年に最後の更新が出来ました。今回は従業員の寮と思われる建物の内部を公開します。旅館などで住み込みで働く従業員は、どんな生活をしている(いた)のか?がわかる建物が寮ですね。白雲楼ホテルの場合は独立した寮はホテルの敷地には存在せず、離…

山中温泉「和叙園」Vol.6

今年最後の更新となるでしょうか?そしてこの物件も大詰めに近づいてきました。今回は従業員専用の部屋などを紹介します。白雲楼ホテルでも紹介しましたが、ある程度大規模な日本式旅館になると、従業員も住み込みで働くことが多くなるのか(最近の外資系、…

山中温泉「和叙園」Vol.5

すいません、11月は更新が出来ませんでした…。とにかく写真をどんどん公開していきます!駄文はちょっと落ち着いてから再開しますね。 機械室 機械室の内部。個人的にあまり興味がないのですぐに撤収。 配電盤。廃墟とはいえ万一のため、決して触れてはいけ…

山中温泉「和叙園」Vol.4

温泉旅館「和叙園」も未公開画像の公開を再開します~。今回は厨房の写真を紹介します。厨房は窓が無く真っ暗。カメラのピントがなかなか合わずピンボケの写真が多いですがご了承ください。 床に割られた食器は、侵入者の仕業でしょうか? 大量の小分けにさ…

ダ〇ヤ〇ンド斑尾ホテルVol.3

どうも、ぶれいく58です。最近はなかなかブログ更新ができませんでしたが、出来るときには追加していきますのでよろしくです。僕の留守中には、はくたか99号君にフォローしていただきました。お疲れさまでした。それでは、かなり間隔があきましたが、ダ〇ヤ…

山中温泉「和叙園」Vol.3

この物件も大規模なので、未公開写真がまだまだあります。前回のホテルと交互に公開していきます。温泉旅館の廃墟ならばクライマックスともいえる場所が大浴場!このホテルは新館部分に大浴場がありました。本館の端にあった小さな浴場が当初の宿泊客向けの…

ダ〇ヤ〇ンド斑尾ホテル Vol.2

前回の続きです。廃墟探索では、潜入を目的としているならば、外観を見るのは後にして、とにかく潜入を優先します。しかしこの日は、6月の平日とはいえ、観光客っぽい人の姿は私だけ。さっき車に乗っていた老夫婦らしき人は早々に立ち去ってしまいました。…

ダ〇ヤ〇ンド斑尾ホテルVol.1

2018年6月。ここ数年恒例となっている上越妙高を訪れました。さて今年はどこへ行こうか?あらかじめネットでリサーチして、斑尾高原を訪れました。斑尾高原は新潟県と長野県の県境にある(姫川温泉の時もそうだったなぁ)避暑地で、冬はスキー客で賑わいます…

山中温泉「和叙園」Vol.2

和叙園には新館三の丸にも宴会場があり、こちらは各階に同じ規模の広間があったと思います(うろ覚え)。ここも便宜的に「中広間」と呼びます。前回紹介した広間を含めると5部屋も存在していたことになり、多くの団体の宴会を同時に開催できていたと思われま…

山中温泉「和叙園」Vol.1

廃屋にっぽん周遊Web版で未完となっていた物件です。今回から未公開分を中心に公開します。山中温泉でもっとも外れ(福井県側に近い)に位置する温泉旅館で、相次ぐ建て増しで山中温泉で最大級の規模の建物になっていました。同敷地内に従業員専用の住居棟ま…

北陸のラブホがどんどん姿を消している!?件。Vol.6

ちょっとの小ネタのつもりが、太郎氏とのやり取りで盛り上がってなんと6回目となりました。今回が最終回となりますのであとしばらく我慢してお付き合いください。 ぶれいく:そして今年に入って「ホテル21」が廃業、即解体となってしまいましたが…太郎氏:ご…

北陸のラブホがどんどん姿を消している!?件。Vol.5

今回も太郎氏から聞いたラブホ豆知識を紹介しながら、消えた?北陸のラブホを紹介します。前回と同様、会話形式で書いていきます。実際は、メールでやり取りしていましたが、太郎氏はなかなか熱く語ってくれました。ありがとうございます。 ぶれいく:福井県…

北陸のラブホがどんどん姿を消している!?件。Vol.4

2017年、2019年、2020年と続けて休止、または廃業に追い込まれた北陸のラブホ。1件は自称休業、1件は存亡不明ですが、復活の可能性は非常に低い(ただしここのような例外もありますw)と思います。このままこれらの物件が忘れられるのもつまらないなぁ、現…

北陸のラブホがどんどん姿を消している!?件。Vol.3

すいません。もう少しだけこのネタで引っぱります。3年前にすぐ近所の「サンレモ」も廃業して、今年に入り「ホテル21」も偶然廃業を知りました。これで否応にも昨年知った2件のラブホ廃業を思い出すことになりました。1件目は富山県の県境に近いラブホ。ここ…

北陸のラブホがどんどん姿を消している!?件。Vol.2

今回の「ホテル21」廃業、解体の一件で、いったんは終息したと思われていたラブホの廃業ラッシュが、ここ2,3年で再燃してきているな、と感じました。たとえば、先述した「マ〇ンナ」は廃業して10年は経過しました。それから2010年代に入ってラブホの廃業ラ…

北陸のラブホがどんどん姿を消している!?件。Vol.1

今回から、純粋な廃墟ネタではありませんが、廃墟でよく登場するラブホについて、いろいろ書いていこうと思います。写真もありますのでご安心を。先日、国道8号を金沢方向へ走っていると、何か違和感が…そう、左手に見えるラブホ「ホテル21」のネオンが消え…

姫川観光ホテル再訪Vol.13(最終)

長くなったこの物件も終わりです。ところで探索を終えて、帰ってからいつも反省するのは、写真の数が少ないと感じることです。もっとあんなところ、こんなところを撮っておけばよかったと後悔するんですね。でもいざ探索の時は、廃墟に居るという緊張感、危…

姫川観光ホテル再訪Vol.12

いよいよこの物件も大詰めです。崩壊の激しい一番北側にある棟と中央棟から山沿いに続く棟は早々に探索を断念したので、中央棟の最上階に最後の望みを託しました。 さすがに厨房とは思えないですが、荷物用エレベータや簡素なガスコンロがあります。 大きな…

姫川観光ホテル再訪Vol.11

南棟から中央棟(本館?)に戻り、いよいよ3階以上を目指します。とはいえ、北の山側棟は半壊状態、中央棟上層階も壁が崩落しており危険な探索です。とにかく安全第一で。今回は単独の探索なので、万一事故を起こしたら助けを呼べなくなりますので慎重に・・…

姫川観光ホテル再訪Vol.10

大浴場を探索して、概ね1階と中央から南棟の2階部分は見尽くしたと判断、北棟の3階以上を目指します。しかし階段の劣化が著しく、踏み出した瞬間に崩壊、崩落する可能性が高いです。果たして、高層階に辿り着けるか? その前に、もう一度南棟の2階へ進んだよ…

姫川観光ホテル再訪Vol.9

今回はいよいよこの廃墟の中枢、大浴場です。といっても、最終目的地が大浴場だったわけではありません。温泉旅館ですから、やっぱり大浴場を見ないと達成感はないけれど、かなりの崩壊系廃墟だったので、到達困難と半ば諦めていたんです。しかし、劣悪な足…

姫川観光ホテル再訪Vol.8

明けましておめでとうございます。今年もどんどん写真を垂れ流していくのでよかったらご覧ください。姫川観光ホテルも8回目となりました。超大作感すら出てきましたが、他の廃墟サイトだったら普通規模ですよね。写真の整理が追い付かず、小出しになっていま…

姫川観光ホテル再訪Vol.7

前回に引き続き、館内を探索していきますが、 もう写真の順番が滅茶苦茶です( ^ω^)・・・とりあえずファイル順に貼っていきますので、気になる写真だけコメントしていきます。こうしていかないと終わらないですから(苦笑)。 また倒壊箇所が。上を見上…

姫川観光ホテル再訪Vol.6

前回の続きですが、客室の写真の連続です。しかし、前回写真にあった宴会場「高砂」と同名の看板があったにもかかわらず、宴会場ではなく、普通の客室だったような記憶が( ^ω^)・・・うーん、探索から10年経過しているので、記憶が相当曖昧です。さて、…

姫川観光ホテル再訪Vol.5

前回の続きです。階段を見つけて、2階へ上がったようです。ちょうど正面玄関のあるあたりの上階になります。部屋によっては自然崩壊が進んだところもあり、気が抜けませんでした。当時の様子がこれ以上思い出せないので、とりあえず写真をどうぞw 宴会場へ…

姫川観光ホテル再訪Vol.4

やっと内部へ潜入です。実は内部のあまりの壮絶ぶりに、いったいどこをどう撮ったのかまったくわからなくなっていますww最初の進行方向は、階段を上り下りせずに南へ向かって進み、途中にある部屋で入れる部屋はすべて入った記憶があります。なるべく時系…

姫川観光ホテル再訪Vol.3

今回も写真中心で紹介します。2004年訪問時に比べて、外観も明らかに朽ちていました。特に北側の山に近い建物は、Web版で解説したとおり、建屋中央から完全に崩壊していました。ここへ到達するのは危険で不可能でしょう。中央のトリッキーな造りの建屋も、壁…

姫川観光ホテル再訪Vol.2

さあ、いよいよホテルのメイン建物の周辺に来ました。今回は写真中心で紹介します。 先ほど階段の上から見ていた半壊した建物。 果たして、内部からここまで到達できるでしょうか? 物々しい雰囲気。 前回探索で解説した自販機は健在でした。 いよいよ正面へ…

姫川観光ホテル再訪Vol.1

Web版で紹介した物件のその後です。Web版では2004年、Hakutaka君に同行した小旅行で発見し、軽く探索しましたが、この時は準備不足と時間切れで断念。再訪しなければと思いながら4年経過し、2008年11月再訪できた時の記録です。4年の年月は短いようで長かっ…