姫川観光ホテル再訪Vol.9
今回はいよいよこの廃墟の中枢、大浴場です。といっても、最終目的地が大浴場だったわけではありません。温泉旅館ですから、やっぱり大浴場を見ないと達成感はないけれど、かなりの崩壊系廃墟だったので、到達困難と半ば諦めていたんです。
しかし、劣悪な足場に悪戦苦闘しながら、とにかく建物の奥へ奥へと進んでいたら、偶然たどり着きました。それでは写真です。
温泉につきものの温泉分析表を発見。かなり詳しく書かれていました。
源泉温度86℃はなかなか高温。pHは6.2とわずかに酸性。弱食塩泉でした。最近はこれに加えて効能とかが書かれていることが多いけど、あれって「疲労回復」とか「皮膚病」とか、そりゃどんなお湯でもある程度効果あるだろっていう無難なことしか書かれていないよねー、というあるあるでした。
そこはかとなく感じる完全な時代遅れの男尊女卑的な設備の差。まあ最近では逆に女性客に媚びすぎな温泉施設とかがまた不愉快ですねどね・・・。
偶然大浴場の探索が叶った形となりました。しかしまだ3階以上の探索が出来ておりません。高層階がある棟はもう少し北側なので、やり過ごしてしまった階段を見つけて登るしかありません。次回はこのへんの探索となります。