廃屋にっぽん周遊Blog

公開21年目にして初の廃墟ブログです。

福井県勝山のレンタルスキーショップ?Vol.2

前回の続きです。いよいよ内部へ潜入です。

実は最初に発見した時から、ある疑問がありました。

「スキーのレンタルショップなら、2階は要らなくないか?」

外の見た目は、ショップというより大規模工事中に良くみられる工事従事者向けの仮設詰め所のよう。強烈な違和感。

まあこの疑問も、潜入出来たら解消するわけです。

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掃き出し窓から潜入したので、いきなり部屋です。

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スキー板はありましたが、おおよそショップとは思えない室内。違和感たっぷり。

予想通りです。これはショップではないのでは・・・?

外の看板はこの建物を指すのではなく、広告用?

たしかにここから国道をそれて山へ向かうと、スキー場があります。さらに隣には、閉業したスキー場もあります。と思ったら、規模を縮小して復活したようです。

この建物はレンタルショップではなく、広告と倉庫を兼ねていたのでは?だとすると、内部はスキーばかりであまり面白くないかも・・・(´・ω・`)

部屋を出て、奥へ進みます。

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「打合せ室」むむ?従業員がここへ集まって打合せってこと?

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ああ、なんだか最初の予想が当たっていた?ショップ感が皆無。

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中央で仕切られていた引き戸が建物が歪んだせいでひしゃげています。

廊下は壁紙なしで建材むき出しの壁。「関係者以外の立ち入りを禁ず」の表示。これは明らかにお客をもてなす建物ではないですね。緑色のじゅうたんが唯一のアクセント。

いくつかの部屋に分かれているようなので、入ってみましょう。

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1階で一番片付いていて、損傷が少なかった部屋。スキーのストックが積んであります。

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損傷具合はそれほどないが、ガラクタでいっぱいだった部屋。スキーの靴が見えます。

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崩壊が進んだ部屋。窓側の壁が大幅にズレて、ものすごい状態でした。

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この部屋もすごい。窓枠が歪み、壁が潰れかけています。スキーの派手な柄がやけに映えます。

畳敷きで和風の安っぽい照明、廊下と同じく壁紙無し、そんな個室が並んでいました。

最初の例えが正解だったのかな?従業員の休憩、宿泊用の建物だった可能性が高いですね。売店とか、喫茶コーナーなんかがあるのじゃないかという目論見は見事にハズレました。(´・ω・`)

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どこかの部屋にあったスキー用の靴。

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簡素な流し台とガス給湯器。簡単な調理が出来ていたようです。

奥の部屋に進みましょう。

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これは!大量のスキー靴!

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部屋の中央には大型ストーブ。赤いハンガーのようなものは?

スキー板や靴が大量に備蓄してある部屋にたどり着きました。

ようやく看板通りの光景が拝めたわけですw

赤いハンガーのようなものは靴を差し込んで乾かしていたのかな?

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据え置き型の大型看板が横倒しになっていました。

また疑問がぶり返してきました。

ここで営業していたのかな?従業員の詰め所と兼用していた?

それにしては売店の痕跡やせめて自販機の1台くらいあってもいいのでは?

1階はほぼ見尽くしたので、これで全てでしょう。不完全燃焼の感じがすごい。

お店の名前がバレていますが、ググっても出てこなかったのでこのままにしますw

次回は2階の様子をお送りします・・・ってオチがわかってるwww