廃屋にっぽん周遊Blog

公開21年目にして初の廃墟ブログです。

姫川観光ホテル再訪Vol.3

今回も写真中心で紹介します。
2004年訪問時に比べて、外観も明らかに朽ちていました。特に北側の山に近い建物は、Web版で解説したとおり、建屋中央から完全に崩壊していました。ここへ到達するのは危険で不可能でしょう。
中央のトリッキーな造りの建屋も、壁が崩壊していて危険です。侵入者が少ないせいか、窓ガラスの破損が少ないのは意外でした。

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南側離れ?の通用口。4年前はここが解放状態でしたが、さらに崩壊していました。

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中央の建屋は、柱でかさ上げした構造をしてます。上層部が客室でしょうか?

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外壁はかなり傷んでいますが、内部の保存状態は良さそう?

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窓ガラスの破損個所はそれほどありませんでした。

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看板とその周辺の外壁が崩落しそうで危険な状態でした。

ここまでは南側建屋と中央建屋です。さらに北側には別の客室棟と思われる建屋と、従業員が待機、居住していたと思われる粗末な建物があります。こちら側の隣は空き地なので、全体を見渡すことができます。

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ホテルの北側を見渡すとこんな感じ。注目点は中ほどにある建屋が半壊しています。

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崩壊部分をズームショット。崩壊して雨ざらしになって草や苔が。

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残存している建屋左側をズームショット。

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ホテルのこのあたりが一番まとまりがない。造りが粗末なので客室ではなさそう。

北側には増築を重ねた感じがそのまま見た目で感じられました。一戸のホテルなのにまとまりがなく、中に入ったら目的の部屋に到達できるか自信がないです。

2004年探索では保存状態が良さそうだった北側客室棟が確かに半壊していました。すでに紹介したとおり2006年に訪れた人が崩壊した建物を写真に撮っていたので、この時にはすでに半壊状態になっていたようです。隣のもっと粗末な建屋がまだ無事だったので、特に脆弱な造りだったのでしょうか。

次回は今度こそ内部に潜入します。例によって写真に連続性が無いのでその点はご了承くださいw