北陸のラブホがどんどん姿を消している!?件。Vol.2
今回の「ホテル21」廃業、解体の一件で、いったんは終息したと思われていたラブホの廃業ラッシュが、ここ2,3年で再燃してきているな、と感じました。たとえば、先述した「マ〇ンナ」は廃業して10年は経過しました。それから2010年代に入ってラブホの廃業ラッシュも一段落したかな、と思っていました。しかし、「廃屋にっぽん周遊」の更新が停止してから(2015年以降)も比較的近くにあるラブホが次々と廃業していたのです。
3年前の2017年秋。「ホテル21」からほど近い場所にあったラブホテル「サンレモ」。石川県唯一のコストコのすぐ近くで、海側環状線にも近いアクセス良好な場所に建っていました。しかしこれまでの経営不振で体力が残っていなかったのか、ある日車でそばを通ったらホテルの建物の解体が始まっていました…!!あまりに突然で、驚きました。あわてて車を止めて、最期の姿を撮りました。
「ホテル サンレモ」は、館内の廊下が外の道路に面していて、建物の裏手には運送会社のトラック配車場があり、そちら側に客室の窓が並んでいた、はずでした。なぜ私がホテルの詳細を知っているかは、次回に明かしますが、とにかく建物の裏手は変わり果てた姿になっていて、ショックでした。もう少し早く来ることが出来たら、と後悔の嵐でした…。
客室の窓が並んでいた側は、窓の代わりに大穴が空いており、遠くからでも2階や3階の内部を窺い知ることができました。調度品はもちろん、部屋の壁までも取り払われ、カーペット、壁紙や天井板まではがされていて、ホテル廃墟?としては末期状態でした。残念でした…。
レンガで覆われた1階のところは、窓のデザインだけ見るとまるで喫茶店の外観の様ですが、実際はこの中が事務所であった可能性が高いです。
次回は、このホテルの現役時代を紹介します!?